ジーン・クルーパーさんの「オーストリア作曲家記」

梅雨明けしたら、このところ、関東地方も 35度の猛暑 タマランですね。モスクワなどは 33度で 非常事態宣言!体の慣れも違うから大変ですね。逆に厳冬期 あちらの氷点下ー?度。想像も、つかない世界ですね。 

ジーン・クルーパーさんのオーストリア作曲家記」

ドイツ、オーストリアは多くの偉大な作曲家が生まれています。「ドイツの3大B」と言われるように、バッハ、ベートーベン、ブラームスはドイツ生まれですし、ヘンデルメンデルスゾーンシューマン等もドイツ生まれです。オーストリア生まれの作曲家は、ハイドンモーツァルトシューベルトヨハン・シュトラウス二世、リスト等です。
アウトバーンを走ってドイツ・オーストリアの国境を越えると、そこはモーツァルトの生誕地ザルツブルグです。現地案内人の最初の言葉は「ザルツブルグモーツァルトサウンド・オブ・ミュージックでもってます。この2つがなかったら観光客はほとんど来ませんよ。なにしろ短い夏が終わったらあとはすごーく寒いところで、日本の防寒着が通用するようなところではありませんからね」とのこと。
ザルツブルグで最初に案内されたのが、カラヤンの生家でした。カラヤンのことは全く考えてもいなかったので驚きでした。今は銀行になっています。カラヤンの学んだモーツァルテウム音楽院(現在は大学)もその近くにあります。モーツァルトの住んでいた家も近くでした。ザルツアッハ川を渡るとモーツァルトの生家があります。以前、ドイツのボンでベートーベンの生家を見たことがありますが、それよりもきれいで広く立派でした。その先には、ザルツブルグ音楽祭の開かれる祝祭劇場があります。祝祭劇場には3つのホールがあり、その中の1つは岸壁を削って作ったホールで、サウンド・オブ・ミュージックでは、トラップ一家がエーデルワイスを歌ったところだそうです。そこから東方面のモーツアルト広場には、モーツァルト像が立っています。モーツァルト像は世界中に数多くあるそうですが、最もモーツァルトに似ていないのに最も有名で立派なのがこの像とのこと。
今回の旅の最後はウイーンで、その日の午後は自由時間でした。ウイーンの中心地には、モーツァルトヨハン・シュトラウス二世、シューベルト、ベートーベンの像があります。実は私、5年前にもウイーンに来ており、この方達にお会いしているので、今回も挨拶回りをしました。「もうお会いすることは無いと思いますので、お元気で・・・」(ジーン・クルーパー)